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建設作業におすすめのヘルメットとは?|有名メーカー別に紹介します!

建築コラム

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建設業のヘルメット

頭上から物が落下してくる可能性が高い工事現場では、労働安全衛生規則により労働者にはヘルメットの着用が義務づけられています。また、着帽指示を怠った場合、事業者側も安全配慮義務違反となり罰せられます。

このように、着用が義務づけられているヘルメットですが、どうせ使うなら「見た目」「素材」「ベルトの素材」など、自分の好みに合ったヘルメットを使いたいですよね。

この記事では、建設作業におすすめのヘルメットを有名メーカー別に紹介しますので、ぜひお気に入りの1つを見つけてください。

ミドリ安全のヘルメット

まずは、安全靴でおなじみのミドリ安全のおすすめヘルメットを紹介します。

ミドリ安全とは?

ミドリ安全は安全靴メーカーとして1952年に創業。安全衛生保護具業界最大手の企業であり、特に安全靴やワーキングウェア(作業服)については国内トップシェアを誇ります。

ミドリ安全のおすすめヘルメット

今回はミドリ安全のおすすめヘルメット3つを紹介します。

ヘルメット SC-19PCLVS RA3 α 

快適性と安全性を追求したミドリ安全の新型ヘルメットです。特につまむだけで内装が外せ、取り付けは差し込むだけでワンタッチで着脱できる耳ひもは、交換頻度が高い夏場でもストレスなく交換できると話題のアイテムです。

シールド付きでも510gと軽く、長時間使用しても首が疲れにくいのもGood!
また、付属のワイドシールドは従来のシールドより沿面距離が63mm伸び、さらにミラーコートシールド面を採用しているので、より安全に作業が行えます。

参考価格:6,171円 (税込)

遮熱ヘルメット SCH-11PCLV RA3-UP Windflow  

こちらは、屋外での強烈な太陽光や作業環境の輻射熱を効果的に反射しヘルメット内部温度の上昇を大幅にカットする遮熱ヘルメットなので、夏場の熱中症対策におすすめ。ヘルメットの原料段階で遮熱材が練り込まれており、あとから塗装する遮熱材に比べ効果が均一に発揮されるので、遮熱効果が高くなっているにが特徴。

ムレの原因となっていた発泡スチロールを無くし、2重構造のパッドを採用。それによりヘルメットの内部の通気性も格段にアップ。全てのパーツが樹脂製のためそのまま水洗いできるのもうれしいポイント。

参考価格:4,114円 (税4込)

ヘルメット SC-11BV RA KP付

ヘルメットのサイドや上部にベンチレーション(通気孔)が設けられており、ヘルメット内部の空気を循環させ汗によるムレを低減してくれるアイテムです。その通気孔はヘルメットそれぞれの形状に合わせて設計されているため、穴の形状や数が最適化されているのが特徴です。

頭上に物が落下した際に頭を守るよう、KP(衝撃吸収ライナー)が内蔵されており、安全面にも配慮されています。ミドリ安全のヘルメットの中でも、特にコストパフォーマンスに優れているのも◎

参考価格:1,980円(税込)

*参考価格につきましては2022年6月15日現在ミドリ安全公式通販サイトの価格を参考にしています

タニザワのヘルメット

つぎに、保安帽(ヘルメット)製作の長い歴史をもつタニザワのおすすめヘルメットを紹介します。

タニザワとは?

1932年に鉱山用諸機械と鉱山用保安帽の製造販売を開始したタニザワは、2018年7月9日に創業からのヘルメット累計出荷個数が1億個を突破した、ヘルメット製作のパイオニアメーカーです。

タニザワのおすすめヘルメット

今回はタニザワのおすすめヘルメット3つを紹介します。

【エアライト】ST#161VJ-SHGR(EPA)

こちらは、タニザワが独自の技術を結集させ、究極の通気性能を実現した電気工事対応型のヘルメット
「エアライト」と呼ばれる、発泡スチロール製の衝撃吸収ライナー無くした内装の効果で、通気孔がなくてもヘルメット内部に風が通るので、通気孔を設けられない電気工事用ヘルメットとしてもおすすめ。

一般的なヘルメットに使用されている、発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーの代わりに樹脂製の「ブロックライナー」を採用。発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーとほぼ同じ衝撃吸収性能を発揮しますので、安全面でも信頼できるアイテムです。

参考価格:13,794円(税込)

【エアライトS】ST#0123-JZ(EPA)

より軽く、よりコンパクトに、より涼しくを実現したヘルメット。総質量335グラムの驚異的な軽量化に成功しているため、長時間使用しても疲れにくいのが特徴。
全高13.3センチのコンパクト設計のため、高さが低い場所での作業時でも、ヘルメットをぶつけてしまう回数を減らすことが期待できます。

ヘルメットの素材には、耐衝撃性が高く硬度もあるABS樹脂が使われており、ABS樹脂が持つなめらかな光沢感が美しいのもGood!

参考価格:4,477円(税込)

回転式ヘルメット Crubo(クルボ)ST#130

ヘルメット上部をくるっと回すだけで、ヘルメットの高さが約半分になる携帯型のヘルメットです。
ビジネスバックにも収納でき、電車移動や出張の際にも持ち運びしやすいのがポイント。

携帯しやすい薄型設計にも関わらず「飛来・落下物用」「墜落時保護用」の検定を取得しており、一般的なヘルメットと同じように現場で使用できます。

参考価格:オープン価格

*参考価格につきましては2022年6月15日現在のタニザワ公式サイトの価格を参考にしています

トーヨーセフティーのヘルメット

さいごに、墜落制止用器具など安全対策用品を数多く取り扱うトーヨーセフティーのおすすめヘルメットを紹介します。

トーヨーセフティーとは?

兵庫県三木市に本社があるトーヨーセフティーは、ヘルメットをはじめとする、メガネやマスク安全ベルトといった現場に欠かせない備品を数多く扱っているメーカーです。

トーヨーセフティーのおすすめヘルメット

今回はトーヨーセフティーのおすすめヘルメット2つを紹介します。

通気孔ヘルメット Venti NEO No.393F

通気孔の面積が従来品の約2.4倍に拡大したことで、通気性能が大幅にアップしたヘルメットです。
通気性が抜群なのはもちろんのこと、あごひもには備長炭入り繊維が使用されたり、汗止めには抗菌防臭加工素材が採用されるなど、消臭・抗菌機能も備えた夏場におすすめのヘルメットです。

特殊ハードコーティング加工でキズが付きにくいひさしは、紫外線を99.9%カットしてくれるのもうれしいポイント。コルコート処理されたスチロールライナーも内蔵されています。

参考価格:4,950円(税込)

送風機内蔵ヘルメット ウィンディーヘルメット No.395F


ヘルメット上部にファンモーターが内蔵されたおり、直接風をヘルメット内部に取り込むため、熱中症対策に効果的なヘルメットです。スイッチ1つで、正転(ヘルメット内部に外気を吸入)と逆転(ヘルメット内部の熱気を排出)を制御できるファンモーターを採用。ムレを気にすることなく、いつでも快適に作業ができます。

悪臭の発生をおさえるため、光触媒加工されたハンモックテープなど、消臭加工素材が使用されており、汗をかきやすい夏場でも快適に使用できます。

参考価格:オープン価格

*参考価格については2022年6月15日現在のトーヨーセフティー公式サイトの価格を参考にしています

あとがき

今回は、建設作業の現場で活躍するおすすめヘルメットを有名メーカー別に紹介しました。

資材の落下や、足場が崩れる可能性など、常に危険が伴う工事現場では、ヘルメットは命を守ってくれる「パートナー」です。

ですので、安全面の高い製品を身につけるのはもちろんのこと、正しく着用することを心がけてください。

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