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実はカンタン!作業員名簿の書き方まとめ

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確認しながらカンタン作成! 作業員名簿 グリーンファイル 書き方まとめ

ここでは、引き続き「全建統一様式5号」を元に作業員名簿の書き方を解説
していきます。
現場に作業員を入場させる際に必ず必要となってくる書類です。
ぜひ、最後までご一読ください。

「そもそも作業員名簿ってなんだ?」という方は以下の記事もご確認ください。

【作業員名簿とは?】誰でも分かる作業員名簿の基本

事業所の名称

作業所名」や「工事名称」を記入します。
具体的には、

・「○○跡地計画」
・「○○水路工事」
・「○○丁目再開発(A1棟・C1棟)」

上記の様な名称となります。
基本的には元請会社より指示がされます。
指示通り入力することを心がけましょう。

所長名

元請会社の現場代理人の名前を記入します。
この場合の元請とは、自社の親会社ではなく
あくまで現場単位での元請会社となります。

作成日

作業員名簿を作成した日付を記入します。
これは文字通り、署名や捺印を行った日付を書くもので契約締結日や契約開始日とは関係ありません。

一次会社名

作業員名簿をまとめて提出する一次請けの会社名を記入します。
※会社名の代わりに一次会社の現場代理人の名前を記入してもOKです!

自社会社名

自社会社名を記入します。
自社名の横にある自社が何次請けかを記入する欄は、
記入忘れによりチェックバックされることが多々あります。
必ず確認する様にしましょう。
※こちらも会社名の代わりに自社の現場代理人の名前を記入してもOKです!

提出日

提出日が確定している場合はその日付を記入します。
確定していない場合は空欄にしておき、提出時に手書きもしくは追記します。

氏名・ふりがな

自身の氏名を記入します。
提出時の氏名表記が間違っている事で、現場入場時に身分証明書での証明ができなくなります。
その場合、現場に入場できない事もあります。(頻繁に発生する問題です)
必ずしっかりと確認を行い、正確な表記で記入しましょう。

職種

自社の該当職種を記入します。
具体的には、

・「シーリング工」
・「防水工」
・「電気工事工」
・「とび工」

上記の様な名称を記入します。
表現や記入方法は、企業によって異なる場合もあるため、
自社がどのような工事を担当するのか、分かりやすい名称を記載する様にしましょう。

雇入年月日

該当する作業員を会社が雇用開始した年月日を記入します。
アルバイトや個人事業主など、雇用形態に関係なく従事した年数の合計を記入してください。

経験年数

作業員が自社に所属している年数ではなく、
担当予定業務の経験年数を記入してください。

生年月日

生年月日を記入します。
和暦・西暦についてはどちらでも問題ありません。

年齢

18歳以上であれば年齢を記入するだけで問題ありません。
一方で、18歳未満の作業員の場合はというと、
元請に年齢証明書(住民票記載事項証明書)などを見せる必要があります。
また、労働基準法により18歳未満の時間外労働および危険有害業務への就労は禁止されています。

住所・電話番号

現住所と電話番号を記入します。
※現在の情報を必ず記入する様にしましょう。

緊急連絡先

作業員に労災などが発生した場合の緊急連絡先となります。
両親や配偶者などの近親者の連絡先を書くのが一般的とされています。

最近の健康診断日

労働安全衛生法により、「雇入れ時」および「年に1回」の健康診断の実施が義務付けられています。
※安全衛生法施工令第22条に規定されている「有害業務従事者」
 は一般健康診断を6か月ごとに一回受診する必要があります。

また、上記についても最新の情報を記入する必要があります。
定期的に作業員の情報を確認する様にしましょう。

血圧

最低・最高の血圧を記入します。

血液型

血液型を記入します。

特殊健康診断日と種類

有害業務従事者は「6ヶ月に1回特殊健康診断を受けることが義務付けられています。
該当しない場合は空欄で構いません。

特殊健康診断の記入例

・じん肺
・有機溶剤
・鉛
・電離放射線
・特定化学物質
・高気圧業務
・四アルキル鉛
・石綿

保険加入状況

加入している保険の情報を記入します。
具体的には、

・健康保険
 − 健康保険組合
 − 協会けんぽ
 − 建設国保
 − 国民健康保険
 − 適用除外  (※後期高齢者の場合)

・年金保険(番号の記入は必要なし)
 − 厚生年金(会社として社会保険に加入してる場合)
 − 国民年金(個人で社会保険に加入している場合)
 − 受給者(65歳以上など既に年金を受け取っている場合)

・雇用保険・健康保険
 − 空白(通常の作業員の場合)
 − 日雇保険(日雇労働被保険者の場合)
 − 適用除外(事業主やその親族)

上記の中で加入しているものを記入しましょう。

【被保険者番号について】
【2020年10月1日】より、健康保険法改正されました。
上記によりプライバシー保護の観点から健康保険番号の記載はしてはならないこととなりました。
そのため、健康保険の番号欄は空欄、または斜線を引いてください。
詳しくは以下の厚生労働省のページを参照してください。
医療保険の被保険者等記号・番号等の告知要求制限について

【年金番号について】
年金番号が入力できるフォーマットになっている場合は、国民年金法第108条の4により基礎年金番号の告知を求めること等は禁止されています。
そのため、年金保険の番号欄はブランク、または斜線を引いてください。
詳しくは以下の国土交通省のページを参照してください。
本人確認書類として個人番号カード等を用いる場合の留意事項について

※健康保険に加入していない場合や年金を受給している場合は
「適用除外」や「受給者」と記入します。

雇入・職長・特別教育

全ての作業員は、雇入時に教育を受ける事が義務とされています。
よって「雇入時教育」を全作業員分記入します。
「職長教育」などの特別教育を受講している作業員がいる場合、
それらの情報も記載しましょう。

技能講習

作業員が所持している技能講習の情報を記入します。
※特別教育とは異なりますので、注意をしましょう。

免許

所持している免許を記入します。
※特別教育や技能講習とは異なりますので、注意しましょう。

送り出し教育実施年月日

新規入場者教育を実施した日付を記入します。
記入時点では実施していない場合もあるため、印刷後に記入してもOKです。

受入教育実施年月日

受入教育実施年月日の欄には、当該教育を実施した年月日を記入します。
上記については元請業者によって実施されます。
そのため実施年月日は元請け業者の担当者に確認する必要があります。

あとがき

今回は、作業員名簿の書き方について解説いたしました。

最近では、建設業における書類作成システム等も増えてきているため、
それらのサービスの頼ることも一つの手かもしれません。
また、今後は建設業界のDX化も進められていく事が考えられるため、
そういった要望がある経営者様は是非お気軽にお問い合わせください。