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建設業の土木にまつわるおすすめの資格10選!未経験者・経験者別にご紹介

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建設土木おすすめ資格10選

建設業界の中でも土木関係の資格は多種多様で、「どの資格を取ればいいのか分からない」「そもそも土木の資格ってどんなものがあるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、土木に関する10のおすすめ資格を、未経験者・経験者別にご紹介したいと思います。それぞれの資格の概要やおすすめポイントなどを解説していますので、目標を定めるためのヒントになるはずです。

未経験者におすすめな土木関係の資格3選

まずは、土木の仕事を経験したことがない方・経験が浅い方にも取り組みやすい資格を3つお伝えしていきます。

2級土木施工管理技士

2級土木施工管理技士は国家資格です。この資格を取得すると、土木工事の現場で「主任技術者」を名乗ることができます。

2級土木施工管理技士の需要は非常に高く、さらに公共工事を受注するためにも有利となります。そのため、現場に強く求められている資格であるといえるでしょう。

・受験資格

【一次検定のみの受験資格】
・受験年度中における年齢が満17歳以上の方

【一次検定・二次検定どちらも受ける場合の受験資格】
・大学・専門学校(高度専門士)指定学科卒業者:1年以上の実務経験(指定学科以外は1年6ヶ月以上)
・短期大学・高等専門学校・専門学校(専門士)の指定学科卒業者:2年以上の実務経験(指定学科以外は3年以上)
・高等学校・中等教育学校・専門学校(高度専門士と専門士を除く)の指定学科卒業者:3年以上の実務経験(指定学科以外は4年6ヶ月以上)
・その他の学歴の方:8年以上の実務経験

・合格率(令和3年度)

・一次検定:73.6パーセント
・二次検定:35.7パーセント

2級土木施工管理技術検定|一般社団法人全国建設研修センター

測量士補

測量士補試験は国家試験です。主に、測量士の作製した計画に従って測量を行います。

土木工事の進行上、測量は計画、設計、施工、竣工まで一貫して必要とされる業務です。特に工事現場では寸法は建造物の品質に直接影響するため、なくてはならないスキルであるといえます。

・受験資格

誰でも受験することができます。

試験の合格以外にも、特定の教育機関で専門教育を修了することで測量士補になれますが、その場合は一定期間の実務経験が必要です。

・合格率

30.3パーセント(令和3年度)

測量士・測量士補国家試験及び登録|国土交通省国土地理院

技術士補

技術士補は、技術士の補助担当の役割をもつ国家資格です。技術士試験の一次試験に合格するか指定の教育課程を修了し、登録をすることで技術士補を名乗ることができます。

技術士は、エンジニアにとっての最高峰ともいわれる資格。就職・転職・独立にも有益です。技術士補の受験資格は特に設けられていないため、技術士を目指す過程として取得してみてはいかがでしょうか。

・受験資格

誰でも受験することができます。

・合格率

43.7パーセント(令和2年度)

試験・登録情報|公益社団法人日本技術士会

経験者におすすめな土木関係の資格7選

ここからは、土木の実務経験が豊富な方におすすめの資格を7つご紹介します。

1級土木施工管理技士

1級土木施工管理技士は国家資格です。主な業務内容は、施工5大管理といわれる工程管理・品質管理・安全管理・原価管理・環境管理となっています。

この資格を取得すると、2級土木施工管理技士では名乗れなかった工事の「監理技術者」になれます。また、公共工事受注の際に2級よりもさらに評価されるため、工事受注に大きく貢献できるでしょう。

・受験資格

・大学・専門学校(高度専門士)の指定学科卒業者:3年以上の実務経験(指定学科以外は4年6ヶ月以上)
・短期大学・高等専門学校・専門学校(専門士)の指定学科卒業者:5年以上の実務経験(指定学科以外は7年6ヶ月以上)
・高等学校・中等教育学校・専門学校(高度専門士と専門士を除く)の指定学科卒業者:10年以上の実務経験(指定学科以外は11年6ヶ月以上)
・その他の方:15年以上の実務経験
・2級合格者 ほか

・合格率

一次検定は60.6パーセント、二次検定は36.6パーセントです。

1級土木施工管理技術検定|一般社団法人全国建設研修センター

測量士

測量士試験は国家試験です。全ての土木工事において重要な役割を担う測量。測量士は主に現場で実際の測量をおこない、建設予定地等の基礎データを集めます。

また、測量士は業務独占資格であるため常にニーズがあります。就職・転職に有利に働くとともに、独立開業することも可能です。

・受験資格

誰でも受験することができます。

試験への合格以外の他にも、特定の教育機関で専門教育を修了することで測量士になれますが、その場合は一定期間の実務経験が求められます。

・合格率

7.7パーセント(令和3年度)

測量士・測量士補国家試験及び登録|国土交通省国土地理院

技術士

技術士は、各分野の高い専門知識と応用能力を証明する国家資格です。資格保持者の中には建設コンサルタントとして活躍している方も多く、公共工事に伴う調査、計画、設計から管理、評価まで多様な業務についています。

試験の難易度が高くて取得が難しい分、高度な知識とスキルをもっていることを証明できます。また、公共工事の受注にも有利です。

・受験資格

・一次試験:不問
・二次試験:実務経験7年以上
・技術士補登録者:指導技術士のもとでの実務経験4年(総合監理部門の場合は7年)以上

・合格率

11.9パーセント(令和2年度)

試験・登録情報|公益社団法人日本技術士会

コンクリート技士

コンクリート技士は、公益社団法人日本コンクリート工学会が認定する民間資格です。コンクリートの製造や施工、検査、管理に技術者として携わります。

交通インフラや建築物をはじめ、多くの需要があるコンクリート。この資格をもつことで知識や技術を十分に証明できるため、コンクリートを扱うさまざまな工事で活躍することができます。

・受験資格

・コンクリート診断士、技術士、一級建築士、特別上級・上級・1 級土木技術者、RCCM、コンクリート構造診断士、1級土木施工管理技士などの資格を有する者
・所定年数以上のコンクリート技術関連業務の実務経験を有する者

・合格率

30.6パーセント(令和3年度の)

コンクリート技士・主任技士|日本コンクリート工学会

コンクリート診断士

コンクリート診断士は、公益社団法人日本コンクリート工学会が認定する民間資格です。

この資格の保有者には、コンクリート建造物の点検や診断、維持管理を行うエキスパートとして、調査・診断会社や建設会社、建設コンサルタント、コンクリート製品の製造会社など、さまざまな場所での活躍が期待されています。

・受験資格

コンクリート診断士講習会の修了者で、以下のいずれかの条件を満たす者

・コンクリート主任技士、コンクリート技士、一級建築士などの資格保有者
・大学・高等専門学校(専攻科)で専門科目を履修した卒業者:4年以上の実務経験
・短期大学・高等専門学校で専門科目を履修した卒業者:6年以上の実務経験
・高等学校で専門科目を履修した卒業者:8年以上の実務経験

・合格率

16.0パーセント(令和3年度)

コンクリート診断士|日本コンクリート工学会

労働安全コンサルタント

労働安全コンサルタントは、厚生労働大臣から「労働安全のスペシャリスト」と認められた国家資格です。

建設業界、とりわけ土木工事の現場では、労働者が危険な作業に従事する機会が多くあります。そのため、土木分野からの労働安全コンサルタントのニーズは非常に大きくなっています。

・受験資格

・大学・専門学校で理科系等の科目を正規の課程を修めて卒業した者で、その後5年以上安全の実務に従事した経験を有する者
・技術士試験合格者
・第1種電気主任技術者
・一級建築士試験合格者

・合格率

22.0パーセント(令和2年度)

労働安全・労働衛生コンサルタント|公益社団法人安全衛生技術試験協会

RCCM

RCCM(シビルコンサルティングマネージャ)とは、土木工事関連の専門技術の有資格者のことをいいます。河川や都市計画、トンネルなど工事種別の分野に分かれ、専門技術者として建設コンサルタント業務を行う資格です。

就職や転職に役立つとともに、高い収入が期待できます。

・受験資格

・大学院修了者(修士課程/博士課程前期修了者):修了後5年以上の実務経験
・大学卒業者:卒業後7年以上の実務経験
・短大・5年制高等専門学校卒業者:卒業後9年以上の実務経験
・高校卒業者:卒業後11年以上の実務経験
・中学校卒業者:卒業後14年以上の実務経験

・合格率

41.9パーセント(令和元年度)

RCCM資格ホームページ|一般社団法人建設コンサルタンツ協会

あとがき

今回は、土木に関する10のおすすめ資格を、未経験者・経験者別にご紹介してきました。記事の中で取りあげた資格はそれぞれにニーズがあり、スキルやキャリアの向上に有益なものばかりです。お伝えした内容が足がかりとなり、あなたの目標が定まることを願っています。

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