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世界2位の企業も!日本の建設機械メーカー一覧と年収、働きやすさを検証

建築コラム

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世界で活躍中!! 日本の建設機械メーカー 検察業へ転職したい人は知らないと損!? 年収と働きやすさもご紹介!

世界第2位のシェアの「コマツ」など、日本のメーカーも世界的に高い競争力を誇っている建設機械業界。建設業での転職を目指している方には注目すべき業界といえます。

今回は世界での日本の建設機械メーカーの状況、各メーカーの年収や働きやすさなどをお伝えします。

建設機械とは?

建設機械とは、土木工事や建設機械で使われる機械の総称です。建機、重機、土工機ども呼ばれています。

建設機械が行う作業は、元々は馬や牛が行っていました。徐々に建設用の用具や器具が使われるようになり、その必要性から進化していきます。

代表的な建設機械である掘削機械、いわゆるショベルカーが初めて登場したのは、1500年頃のこと。芸術家であり発明家であるレオナルド・ダ・ヴィンチが、水路工事に携わっていた折に考案しました。1900年以降に蒸気の技術が用いられるようになり、電気、現在も使われている油圧を用いたショベルカーが開発されます。

日本で本格的に建設機械が導入されたのは、明治以降のこと。都市の近代化に伴い、海外より建設機械が輸入されました。第二次世界大戦に日本でも建設機械の国内生産が本格化。高度成長期にあり、急ピッチで進む都市整備で重要な役割を担います。

2020年度世界の建設機械メーカーシェアランキング

日本では元々建設機械は海外から輸入されていましたが、現在では日本の建設機械メーカーは世界でも高い競争力があります。2020年度の世界の建設機械メーカーシェアランキングは以下の通りです。

1位 キャタピラー 27.8%

2位 コマツ 12.4%

3位 三一重工 10.0%

4位 徐工集団 7.4%

5位 ボルボ 6.5%

6位 中連重科 6.5%

7位 ディア 5.9%

8位 日立建機 5.1%

9位 斗山インフラコア 4.7%

10位 コネクレーンズ 2.6%

11位 テレックス 2.1%

12位 リープヘル 2.0%

13位 タダノ 1.2%

14位 マニトワック 0.9%

15位 CNHインダストリアル 0.6%

世界の建設機械業界の中で圧倒的なシェアを誇っているのは、「キャタピラー」です。そのシェアは27.8%。つまり、4分の1以上です。圧倒的なNO1企業といってよいでしょう。本拠地はイリノイ州ピオリアにありますが、多国籍企業です。日本にも「日本キャタピラー社」があり、従業員は2,000人以上います。

キャタピラーに続いてシェア12.4%と世界第2位なのは日本の企業「コマツ」です。キャタピラーの並び、世界の建設機械業界を牽引してきました。第3位の「三一重工」は近年急成長している中国最大手の企業です。日本の企業では、他に第8位に「日立建機」、第13位に「タダノ」があります。

建設機械業界へのコロナ禍の影響

2020年1~3月期決算では、世界的な新型コロナウイルス感染拡大のため、北米やアジアでの需要が著しく低迷しました。そのため、世界NO1シェアのキャタピラーでも純利益が42%も減少。しかし、2021年1~3月期決算では、純利益が前年より40%増でした。コロナ禍の影響は一時的なものであり、想定よりも早いスピードで市場は回復しています。

3日本にある建設機械メーカー、各企業の特長と年収、働きやすさは?

コロナ禍にあっても安定感のある成長が見込める建設機械業界。日本にも世界的に著名な企業もあり、就職を希望する方も多いでしょう。日本にある建設機器メーカーの特長と年収、働きやすさについて解説します。

・日本キャタピラー

業界において圧倒的なシェアを持つキャタピラーの日本法人。キャタピラー社の完全子会社です。日本全国に拠点を持ち、油圧シャベル、フォークリフト、玉掛け、クレーンなど、建設業に関わる様々な技術や資格を習得するための研修所「キャタピラー教習所」を運営しています。その他、オンライン英会話の受講料全額補助など、キャリアアップしやすいのが特徴です。

dodaのデータによると、30代の平均年収が年収560万円とかなり高い水準。その上、独身寮や借り上げ社宅で住居費を手厚くフォローしてもらえるなど福利厚生の充実は高評価です。ただし、残業が多い、有給休暇を使いきるには自己管理が必要といった声もありました。

日本キャタピラー

・コマツ

創立1921年(大正10年)。100年以上の歴史を誇り、日本国内シェアNO1、世界第2位の企業であるコマツ。年々海外売上率は高まっており、2020年には売上の86%が海外に。グローバル企業に成長しました。

キャリコネのデータによると、30代の平均年収は584.3万円。中央値のため、もっと高い方も多そうです。

「出産、育児休暇が取りやすい」「年休が希望通りに取れる」という声がある一方で、「部署によっては非常に忙しい」「開発部門の教育が不十分」といった声もありました。女性管理職も増えており、女性には働きやすい企業のようです。

コマツ

・日立建機

日立グループが半分ほどの株式を保有する建設機械メーカーである「日立建機」。現在日立グループの業績は厳しく2021年3年3月期の連結最終損益は460億円。事業再編を進めており、日立建機の株も一部売却されています。

年収については、30代の平均年収はおよそ618万円。さすが日立グループといえますね。

住宅に関する補助、福利厚生が充実していて、現在はテレワークも積極的に行われています。「年功序列で体質が古い」「昇格が上長判断のため、場合によっては給与アップが難しい」といった声もありました。

日立建機

・タダノ

1919年、香川県高松市出身の多田野益雄氏が創業し、現在でも本社は香川県高松市にあります。日本で初めて油圧クレーンを開発し、その分野では世界的にも著名です。2019年にDemagクレーン事業を買収し、従業員数も3,000人弱から一気に5,000人規模になりました。海外市場での躍進を目指しており、海外売上比率8割を掲げています。

年収については、30代の平均年収はおよそ628万円。業界でもトップの水準です。

大企業にある平均的な福利厚生は整っています。香川県の本社の場合は、住宅補助はありませんが、他の地域では一般的な金額の補助が支給されます。「良くも悪くも四国の田舎の企業でのんびりしている」「実力で仕事を任せてもらえる部署もあるが、年功序列が強い部署もある」という声もありました。

タダノ

あとがき

建設機械業界は同業他社が少ないため、基本的に企業の業績は安定しています。離職率が低く、長く働く人が多いです。一社でしっかり経験を積み、徐々にランクアップを目指すのがよいでしょう。